第161回『まちむら興し塾』 2018年12月19日
    テーマ
    
食農×観光で地方創生を実現 ~持続可能な地域づくり~
    コメンテーター 
    JTBコミュニケーションデザイン 伊藤弘一郎 さん
 
Japanese Foods Premium Trade Fair in Okinawa
 
    『まちむら興し塾』当日風景・参加者写真
 

農林水産省平成30年度食文化発信による
海外需要創出加速化委託事業のうち
多様なコンテンツを活用した日本食魅力発信
(招聘による日本産食材研修)

  ● はじめに
   JTBではリアルエージェント事業以外の事業の推進に
  本腰を入れ始め、前回ご紹介したMICE事業と並行し、
  各地域で目指している農産品を地元の人たちと手を組み、
  一緒に海外輸出を推進するための事業と、日本食を広くア
  ピールする、沖縄、香港、韓国、対話での日本食フェア開
  催事業のご紹介です。
 
  ● JTBコミュニケーションデザイン事業の概要
      JTBコミュニケーションデザインは、コミュニケーションでの
    課題解決を主軸としている、主にイベントの制作運営やプロモーシ
    ョン、施設運営、人材育成、コンテンツの作成や展示会の実施等で
    コミュニケーションを活性化させ、地域や企業ひいては日本のプレ
    ゼンス向上を目指していく会社です。
      JTBコミュニケーションデザイン会社概要は 
       https://www.jtbcom.co.jp/
 
 ■ 実施概要

◆ 事業名               

  平成30 年度食文化発信による海外需要創出加速化委託事業
   のうち多様なコンテンツを
活用した日本食魅力発信
        (招聘による日本産食材研修)

 ◆ 実施内容  
   ・供給量や輸出要件の観点から、輸出への対応力や競争力のある国内
    企業及び
日本産品のリスト化。

   ・海外の大手スーパーマーケットを招聘し、産地の視察や日本食・食
    文化と一体となったPR の実施により日本産品の魅力を発信。

    ・輸出取引に向けた取り組みの支援。
 ◆ 実施業務  
    ・日本産品のリスト化
    □ 候補産地のリストアップ
    □ 候補産品の商品リストの作成

   ・バイヤーの招聘
  
  □ バイヤーと産地のマッチング作業
    □ 視察時の実施内容の事前調整 (産地見学・食事・文化体験等)
    □ 行程の調整    
  
  □ 視察の実施 (産地見学・食事・文化体験等)

   ・輸出に向けた取り組み支援
    
□ 視察時の商談フォロー  
    □ 招聘後のバイヤーとの交渉
 
    □ 生産者へのフォローアップ

  ◆ 実施期間      
   平成30年7月~平成31年2月25日     
  
   視察は、平成30年10~11月を想定
   (但し、招聘企業の要望により決定する)
  ◆ 招聘企業      
   
アメリカ、ヨーロッパ、ロシア(※)の大手スーパーマーケットチェーン      
  
 ・50店舗以上を展開する企業を中心に設定    
   ・
か国1社、計社の想定     
  ・ 各企業より、バイヤー1名を含む2名を招聘
 
  
   ※
仕様書における「アジア以外の地域」をロシアを選定
    (選定理由は後述)
  ◆ 視察施設     
   
供給量や輸出要件の観点から対応力や競争力がある国内企業及び日本産
   品を
事前にリストアップし、その中から招聘企業の意向を伺い決定する

   ・招聘企業1社に対し、
エリア/6社の視察を想定
 

 JTBコミュニケーションデザイン実績

   SAVOR JAPAN
  (日本食・食文化によるインバウンド誘致)
 
 

   地域の食と、それを生み出す農林水産業を核として訪日外国人を中心と
  した観光客の誘致を図る地域での取組を「
SAVOR JAPAN(農泊 食文化
  海外発信地域)」として認定する制度を平成
28年度に農林水産省が創設。

  当事業において事務局運営を担当。

   増大するインバウンドを、日本食・食文化の「本場」である農山漁村に
  呼び込み、訪日外国人の更なる増加と農林水産物・食品の輸出増大に つな
  げるといった好循環を構築。

  「知ってもらう、来てもらう」
  「食べてもらう、泊まってもらう」
  「買ってもらう」ための取組を一体的に推進。


 
 ◆ 食文化発信による海外需要フロンティア開拓

    加速化委託事業のうち多様なコンテンツを
   活用した日本食魅力発信事業
 
 
  日本食・食文化の魅力発信による日本産品の輸出の
  加速を目的とし、海外における日本食・
食文化への
  理解の深化を図るとともに、日本産食材を活用す
  る海外レストランとの連携等を推進するため、ヨ
  ーロッパにおけるサポーター店制度認知拡大プロ
  モーションを実施した。
  (2017.8~2018.3)
  (マドリッド)  日本食材を活用した料理の試食、
          料理のデモンストレーション

           食品メーカー出店による食材PR

  (パリ)       日本産食材を活用したフレンチのコンクール

  (ドイツ)     FaceBookを活用したサポーター店のPR

  (ブルガリア)  サポーター店制度説明会の実施

◆ 平成29年度食産業海外展開検証委託事業
 日本の外食事業者のロシア展開の可能性を検証するイ
 ベント等を実施する事業において
基本~実施計画策定。
 事前準備~店舗運営、広報、人材管理等、業務を実施。
  (2017.6~2018.2)
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   JTBグループ実績
     日本の食産品の海外販路拡大、訪日外国人の
     産地誘致に向けた
J's Agri事業
 ○ J's Agriとは  
    生まれた産地を付加価値に 
   ~産地から、
そして産地へ~

    選りすぐりの日本の農産物の海外販路確立から訪日インバウンドの人流
  創出、継続的な商品販売を一体的に
サポートする仕組み。

   JTB
プロデュースの産品を「J's Agri」ブランドとして、生産者とタッ
  グを組んで、海外販路の拡大などの事業展開。また外国人の訪問先として
  魅力のあるデスティネーションとして、
食農観光商品の開発をし、地域の
  交流と人口の拡大への貢献を目指している。


 
《 商談会において、欧米からバイヤーを招聘実績多数 》
    国内の生産地と海外バイヤーを円滑にマッチングさせ、食農の海外拡販
  を通じて、
人と人との交流を深める事業に注力。商談会への海外バイヤー
  の招聘実績あり。
  ◆ Japanese Foods Premium Trade Fair
    主催、事務局運営
    日本産農林水産物等の海外販路創出・拡大目的とする個別商談会を
    主催。

    シンガポール、
香港、タイ、台湾の4か国にて開催し、のべ 220
    社のバイヤーを招聘。

    海外販路開拓のための各種支援、各種サポートメニューを提供
 ◆ 沖縄大交易会
   受託業務;マッチング事務局

 
   国際物流貨物ネットワークの推進を目的する国際食品商談会。


   事前マッチング型の個別商談会としては日本最大規模。


   18
の国と地域からバイヤー270
   (海外
160社、国内110社)を招聘。

 
   
 タイで開催商談会の案内  香港で開催商談会の案内
   
商談会場  台湾で開催商談会の案内
   
 商談   商談

 ■日本食に関する現状の整理

訪日外国人数・消費額推移  
人数(万人) 消費額(億円)
2011年 622 8,135
2012年 836 10,846
2013年 1,030 14,167
2014年 1,341 20,278
2015年 1,974 34,771
2016年 2,404 37,476
2017年 2,869 44,161
2018年 3,119 -
 ◇ 訪日観光客増加による効果

    訪日観光客は2011年以降、大幅な増加を見せている。

    旅行の
行程で、訪日客が日本文化や日本食に触れ、またSNSの発達
  
 に伴い、海外における日本食への関心が高まっ いる。

 ◇ 海外における日本食へのイメージ

    訪日観光客が訪日前の最大の期待は、「日本食を食べること」が
すべ
   ての国で1位なっており
,欧米を中心に「日本の酒」も一定の 期待度を持
   たれている。

    また、好きな外国料理として「日本料理」
が1位となる等、日本食へ
   の興味の高さがうかがえる。


     さらに2017年ユネスコ世界文化遺産として「日本食」が登録された
   ことが後押ししている


 ◆ 訪日外国人消費動向調査 観光庁 2017年度   
   日本滞在中の行動
訪日前に期待
していたこと
(複数回答
訪日前に最も
期待していた
こと

 (単一回答)
今回 したこと
で満足した人
の割合
日本食を食べること 68.3% 26.1% 91.2%
日本の酒を飲むこと 22.0% 1.6% 87.2%
旅館に宿泊 18.1% 1.5% 81.7%
温泉入浴 26.5% 7.5% 88.8%
自然・景勝地観光 45.4% 14.8% 89.7%
繁華街の街歩き 39.9% 3.6% 86.0%
ショッピング 53.4% 13.9% 87.2%
美術館・博物館 12.7% 1.6% 88.9%
テーマパーク 16.4% 7.9% 91.0%
スキー・スノーボード 4.2% 2.0% 90.8%
その他スポーツ 1.9% 0.9% 90.5%
舞台鑑賞 3.9% 1.0% 87.6%
スポーツ観戦 2.1% 0.6% 89.9%
自然体験ツアー・農漁村体験 5.6% 1.1% 87.0%
四季の体感 11.6% 3.6% 90.3%
映画・アニメ縁の地を訪問 4.5% 0.9% 88.3%
日本の歴史・伝統文化体験 16.7% 4.3% 90.2%
日本の日常生活体験 14.2% 3.4% 91.3%
日本のポップカルチャーを楽しむ 9.3% 1.5% 89.0%
治療・検診 0.8% 0.2% 85.9%
 ▼   ▼   ▼   ▼

日本食への注目の高まっている今

海外へ日本産品の魅力を発信する絶好の機会である

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寿司作り教室  居酒屋も人気 
   
 高級和食店の常連も
 外国人の人気の和食
   
 人気NO.1 寿し  人気 NO.2 焼き肉
   
 人気No.3 ラーメン  人気 No.4 天ぷら
 
人気 No.5 刺身 人気NO.6 鶏唐揚げ
   
No.7 カレーライス  人気 No.8 焼き鳥
 
 人気No.9 餃子  人気 No.10 とんかつ人気
   
 意外と人気 和菓子  丼ぶりもの各種
   
しゃぶしゃぶ  お好み焼き 
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  ■ 企画骨子
「バイヤーを産地に招聘する効果の最大化を図る」
   ◇ 生産者との交流  
     園地訪問・農林漁業や、地域産品を活用した
    郷土料理の提供等生産者との交流を通し、生
    産背景を肌で感じてもらい
各地域に息づく産
    品と結びついた食文化を体感してもらう。
  ◇ 産地訪問風景を映像化
     海外における日本産品の魅力を発信するとと
    もに、国内において他の生産者へ新たな商談
    方法の参考とし活用につなげる。
 商談だけでは得られない日本産品の付加価値である

生産背景への興味・理解につながる

● 「商談結果に拘る」  ●

  ◇ 事前の情報の提示

   バイヤーのニーズを事前に聞き、それに応え
   る情報を見せることで商談の場での成約の可
   能性を高める。

  ◇ バイヤーと生産者の適切なマッチング
     HACCPGGAP認証の取得している生産者
   を中心にマッチングすることで結果の速効性
   高める。
  ◇ 商社の帯同
     輸出入商社が帯同することで、意思疎通と柔
   軟な価格提示の要求に応え
PRで終わらない
   成約を見越した商談を行う。
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 生産者に起因する輸出に関わる課題を

解消することにより、商談成約率及び取引額

UPにつなげる

  ▼   ▼   ▼   ▼
 食文化の魅力を体感し、生産背景を理解したバイヤーが

日本産品を仕入れ、自国で販売することによる

日本産品の魅力拡散が期待できる

 

 ■ 実施コンセプトの設定

 「日本食・食材のソムリエ」
     商品の情報をインプットするだけではなく育まれた 産地、商品化の
    ヒストリー、商品の品質を担保する品質管理を理解いただき、
   日本食・食文化を語れる
バイヤーに育成する。
 
 
  ● 招聘した企業
     

店名

メトロ

ドイツ

店舗数

 750店舗(2015)

創業年

1964

売上

584億 €(2015)

   ヨーロッパを中心に26ヶ国、750以上
 の店舗を展開。

  ドイツに本社を置く食品卸売り企業。

  ドイツ最大、ヨーロッパ有数の規模を
 持つ小売企業グループ。


 2010年の時点で世界4位の売上であった。

   

店名

アズブカ・フクーサ

ロシア/モスクワ

店舗数

98店舗

創業年

1997


   ロシアでも指折りの富裕層向け超高
 級スーパーマーケット。ユニークな品
 揃え、洗練されたスタイル、高いサー
 ビスレベルで、ロシア高級小売市場の
 リーダーと目されている。


  品揃えは18,000品目を誇り、高級
 食材を求める人やグルメを満足させる充
 実度を持つ。

 生鮮食品、お総菜、加工食品、高級ア
 ルコールなど、高級食材を求める人や
 グルメを満足させる充実度を持つ。

  また、アズブカ・フクーサはロシア
 の食品小売業界で初めてISO
9001
 2000
基準の品質マネージメントシス
 テムを導入した企業で、
2009年には、 
 ISO9001
2008に適応している。

   今回、日本食文化ロシア普及協会 朝妻会長のお力添えのもと、招聘が実現
 可能に。


  AZBUKAVKUSA
のバイヤーを国内招聘しての国内商談会の実績あり。

 (商談会主催:日本食文化ロシア普及協会
         /事務局運営:
JTB西日本(現JTB))

  ● 国内招聘バイヤー同行体験談
    世界的な日本食ブームになっているといえども、まだまだ、日本食品
   ・産品・日本酒などの需要は限られているが、富裕層やグルメ志向層の
   関心が高まってきている。

    そこで、バイヤーを産地へご案内して、生産者と会い、直接、産品を
   を見て、ふれて、試食、試飲することにより、商品価値を見定めてもら
   うことで、ビジネスチャンスを広げようとするのが今回の事業の最大の
   目的です。

   ロシアでは日本酒がやっとレストランに置かれるようになったばかり。
 
   スーパーではこれから浸透させていくという観点で、一般の日本酒より
  高級な大吟醸などへの関心が強かったようです。

   一方で、当初の候補には上げられていなかった日本茶。
   中でも日本人でも馴染みが少ない抹茶が日本食ブームとともに健康ブー
   ムにあやかり、抹茶を使ったデザートや和菓子にする加工品作りの手か
   がりをつかんだようです。、

   また、高級ブランド米のほか、小麦アレルギーが世界での深刻な課題に
  なっていることもあって、米粉を使ったパン、パスタ、麺類を製造してい
  る企業ににもかなりの興味を持ったようです。


   番外編として、ご案内したのが11月で梨のシーズンはとっくに終わって
  いたのに、たまたま年末年始の富裕層向けに冷蔵保管をしていた梨を試食
  され、みずみずしく、甘さも良い味にビックリされ、日本の冷蔵技術の素
  晴らしさを評価され、産品の梨もさるこさながら、冷蔵技術も導入したい
  ということでした。


 
  

店名

サザン・グレイザーズ・ワインスピリッツ

アメリカ

店舗数

全米44州で展開

創業年

1968

売上

  1968年フロリダに創設。2016
 にディストリビューターのグレイザーズ
 社を買収、サザン・グレイザーズ・ワイ
 ンスピリッツ社となる。


  2,400
以上のアルコール飲料のサプ
 ライヤーを持ち、5
,000以上ものブラ
 ンドを持つ。

 米国
444州で展開し、20万人の顧客
 (外食事業者・小売店・ホテル等)を
  持つ。
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 (1)日本国内の視察候補地
      欧米地域における付加価値となるポイントを
           おさえた視察候補をリストアップ
     HACCPGGAPを取得する等、輸出規制に対応する品質管
    理を行っている生産者

   ・健康志向の高まる欧米においてニーズの高い商品を扱う生産者

    (例えば:米粉商品(グルテンフリー)、茶(カテキン)等)

   ・世界に誇れる日本の商材(例えば:霜降り和牛、日本酒 等)

 

    上記ポイントを考慮し、リストアップした候補地の中から、農林水産
   省様、バイヤーの意向を伺いながら、マッチングを行い、視察地を確定
   する。

   ※ タイトなスケジュールでの実施のため、生産者の募集は行わず、決
     め打ちでの声掛けにてリスト化を行う


     県産品の輸出等、海外戦略を強化している地域に決定した場合、協
     力体制を構築し、円滑な運営の実現につながるとともに経費面の便
     宜等費用体効果
UPも期待できる。

   1.九州コース
       2019年ラグビーW杯の開催地に決定し、欧米人の流入・県産品へ
    の認知拡大が見込まれ、県産品の海外販路拡大に向け、機運が高まっ
    ている

地域

対象産品

戦略

大分

日本酒・焼酎

ゆず加工品


 世界的人気が年々高まる日本酒。

 大分では海外で人気の水産食品と好相
 性の淡麗甘口が特徴。


 その他国内随一の焼酎ブランド「いい
 ちこ」の
PRも行い、日本酒に比べ輸出
 量
割と伸び悩みを見せる焼酎への興
 味喚起を狙う。

  日本ならではの調味料、ゆず加工品
 (ゆずポン酢、柚子胡椒等)も訴求。


宮崎

牛肉・鶏肉


 県内企業が海外での販路開拓活動等を
 行なう場合に、その経費の一部を助成
 する等、県産品の輸出促進に向けた取
 組を行っている。

  海外における評価の高い「宮崎牛」を、
 現地視察とともに、肉質の科学的根拠
 をもってアピールする。


熊本

水産食品

はちみつ


  2016
年度の県産品の輸出額が48
 億円となり前年比
12%増加している
 熊本県。

  和食ブームにのり、水産加工品(ブリ
 等)が輸出量を大幅に伸長。

 
 また、杉養蜂所等日本の高品質なハチ
 ミツの生産も訴求(欧州以外)。


  視察候補

 

大分県

日本酒

久家本店

韓国・香港・カナダへの輸出実績あり意欲的


日本酒

八鹿酒造

HACCP認証

焼酎

三和酒造株式会社
(いいちこ)

アメリカ等への輸出実績あり
 工場見学可能

ゆず加工

大分醤油協業組合

(フンドーキン醤油)

HACCPへャレンジ中

宮崎県

牛肉
(宮崎牛)

ミヤチク
高崎工場/都農工場

対米輸出食肉取扱
認定施設/

牛肉
(安楽牛)

安楽畜産
鷹取牧場農場

HACCP認証

牛肉

(食肉加工品)

丸正フーズ

HACCPチャレンジ事業

牛肉
(宮崎牛)

中村食肉 都城工場

HACCPチャレンジ事業

 

熊本県

水産食品(生鮮・冷凍)

プリミー加工喘

対日輸出水産食品取扱認定施設

水産加工
(佃煮)

カネハツ食品

HACCPチャレンジ事業

はちみつ

杉養蜂園

HACCPチャレンジ事業

 
  2.中部コース

      スキーやトレッキングで知られる白馬、斑尾高原、里山ウォーキング
   で人気の飛騨地域の昇竜道等
欧米人に人気の観光地をルートに選定。

地域

対象産品

地域海外戦略

岐阜

牛肉(飛騨牛)


  官民が連携して、飛騨・美濃じまん海
 外戦略プロジェクトを推進している。

   岐阜の自然で育った美しい霜降りとの
 和牛・飛騨牛を
現地視察とともに、肉質
 の科学的根拠をもってアピールする。


静岡

茶・わさび

水産食品


  日本茶ブームで輸出が急増し、115

 
億円に到達。

  今後も海外需要は増加するとみられ、
 県は被覆モデル地区設定し「静岡抹茶」
 の生産拡大を後押ししている。


長野

日本酒


  日本酒の世界的人気は年々高まってお
 り、昨年の清酒の輸出金額は約
187
 円まで伸長。

  長野県は、蔵元数国内
3位と日本酒輸
 出へのポテンシャルを持っている。

 
  3.西日本コース
     訪日観光客に、人気の京都を中心に回るルート。

地域

対象産品

地域海外戦略

京都

西京みそ
・京あられ

茶・日本酒


 海外需要の増加に伴い、京都府として輸出
 への取り組みを強化している茶や、
2013
 
年から海外営業を本格化し認知の高まって
 いる西京みそや、
割が海外輸出となって
 いる京あられ等、京都ならではの伝統的食
 材を推進。

  原産地で米の生産地もツアーに入れ込み、
 日本の伝統文化をともに
PRする。

鳥取

日本酒


 農林水産物等のさらなる輸出拡大により、
 海外での「食のみやこ鳥取県」の認知度向
 上や県内農林 水産業の振興を目的とし、
 HACCP等、国際認証の取得促進対策を
 行う等、海外輸出支援体制の強化している。


兵庫

牛肉

乳製品・日本酒


 20
か国以上に輸出し、海外での認知も高
 い神戸ビーフや、乳製品の畜産農家や、海
 外進出に意欲的な日本酒の蔵元を視察地に
 選定する。


 
   ページ先頭へ

(2) 日本食・食文化や日本産品の魅力を
          効果的に訴求するための工夫

   生産者との交流の場の創出
 ● 園地訪問・農林漁業体験   
   生産現場を実際に体験することで、生産者との交流が生まれ、日本産品
 は、その生産背景にある地域固有の地理・気候等の自然環境や文化・生活
 との結びつきにより出来上がっていることの理解を深める。
   
 茶摘み体験  茶摘み体験
   
 さつまいも掘り  さつまいも掘り収獲
  地域産品を活用した郷土料理の提供

   各地域に息づく郷土料理を生産者等とともに囲む場を設けることにより、
  「団らん」を楽しみながら、日本の食に対する心、食文化や習慣への理解
  を深める。


  民泊も意識し、生産者の家庭での実施を想定。

 
 外国人の和食人気No.1 寿司
   
 料理教室
とうだいもとくらしHPより
 外国人に大人気
外国人向け料理教室協会HPより
   
 外国人に大人気
外国人向け料理教室協会HPより 
 外国人に大人気
外国人向け料理教室協会HPより 
  ▼   ▼   ▼   ▼
             「生きた日本食」の体験が

商談だけでは得ることのできない

日本産品の付加価値への理解へとつながる

 
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 (3)本事業を実施した場合の波及効果
     今までの「美味しい日本食」というPRだけでは通用せず、バイヤ
    ーと生産者のニーズを確実に把握して、お互いに共有できるように
    「商品シート」を利用して工夫。


      さらに日本産品のすばらしさを科学的根拠に基づき説明できるよう
    にする。


     バイヤーが仕入商品の付加価値として日本食・食文化の魅力を拡
    散する
ことによる波及効果、及びバイヤーが日本食・食文化を体験
    している風
景の映像や、本事業の報告をWEBや講演などで発信して
    いくことによる
国内外での波及効果が見込める。
  ● 国外における波及効果
   日本食のニーズ拡大・ブランド化
    競合バイヤーや消費者が、日本食体験を疑似体験
 することにより、国外における日本食への興味を
 喚起し、日本産品のニーズを高め、
 「日本食のブランド化」へ発展させていく。
   新たな「日本食・食材のソムリエ」の育成
 

 日本食のニーズが高まることにより、競合企業の
 バイヤーの同様プログラムへの参加を誘発させる。

 日本食・食文化を語ることのできるバイヤーが、
 国外に増加していくことに期待。

● 国内における波及効果
    成功事例から輸出課題の解決へ

 成功事例として発信していくことにより、生産者
 のもつ輸出に関する課題とその解決策を理解させ、
 海外販路獲得へと前進を促すことにつなげる。

    HACCPGGAP等の取得拡大へ

 当成功事例を通し、HACCP,GGAP等、食品輸
 出の規制に関わる国際認証の必要性を理解を深め、
 認証の取得生産者数の拡大へとつなげる。

  ▼   ▼   ▼   ▼
         生産事業者の海外販路開拓に対する

ボトルネック(品質管理問題等)の解決に向けた

機運を醸成し、日本産品の海外販路の拡大につなげる

   ページ先頭へ
  まとめ
   貿易の自由化が拡大して、絶好のチャンスです。

  日本が誇る、伝統的な技、方法、味、かたちにこだわり、そして、今まで
 販路を広げられずに埋もれている数々の名産品が海外に紹介される。

  生産者だけでなく、日本にとっても、知られてない日本食・産品の魅力を
 全世界の人に利用してもらえることを願っています。
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 『まちむら興し塾』&二次会
 後列左から 髙野さん、丸田君、朝山さん、佐藤さん
前列、伊籐さん、長坂、宮林さん、長畑さん
   
コメンテーター伊籐さんコメント中 
卒業生 宮林さん 忙しいのに参加 4年 髙野さん

3年 朝山さん 3年 佐藤さん
   
 2年 丸田君 朝山さん・佐藤さん・丸田君、髙野さん 
 朝山さん・佐藤さん 朝山さん・佐藤さん・丸田君、髙野さん
二次会
忘年会
左から、長畑さん、朝山さん、丸田君、伊籐さん
奥の右 佐藤さん、宮林さん、髙野さん 
   
先輩長畑さん、3年朝山さん  2年丸田君・伊籐さん 
 長坂、髙野さん いよいよ、卒業髙野さん 
3年佐藤さん。先輩宮林さんと談笑  佐藤さん・宮林さん・長坂
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  NPO法人ふれあいまちむら興し塾 

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